7/09/2017

モンテッソーリ教育の合う子合わない子とは??

はじめに。


モンテッソーリ教育を良いと思っている親御さんには理解しがたい部分もあるかと思いますが、モンテッソーリ教育は合う子合わない子がいるのは事実だと思います。『合う合わない』といよりも、『受け入れるまでに時間がかかる』と言った方が正確かもしれません。
なぜなら、モンテッソーリ教育の方法自体は子ども主導の教育方法の為、すべての子供に当てはまる素晴らしい教育法なのですが、それを生かせるかどうかは、教育者と親の力も大きく関わってくるからです。

その為、
『勿体無い』
と思う事もしばしば見受けられます。
例えば、どういう事なのか、お伝えしてみます。


モンテッソーリ教育における、先生、保育者の子供への関わり方。


幼児期のモンテッソーリ教育において、最初は先生との関わりが多く、通常はだんだんと減って行きます。これは、子供自身がモンテッソーリ教育の流れを理解して行く事で、少しずつ自律していく部分が増える事で起こってきます。決して先生がずるをしているとかそういう事ではありません。子供たちが自律して行く事で、先生は見守りに転じ、必要な時だけアプローチをしていく関わり方へと変わっていきます。


モンテッソーリ教育が馴染めない子供とは??


幼児期のモンテッソーリ教育のひとつの特徴として、先生方主導で導く教育とは違い、子供の個性を尊重し、自分が大事にされている事で他人を大事にしていく考え方の精神的な部分の成長を促す教育法があります。そのため、自己肯定感の低い子供によっては、なにもかも自分で選択しなければならず、不安に感じる様に思います。ただし、そういった子供程、モンテッソーリ教育はとても必要なはずなのですが、途中で退園してしまう子もいます。
先生方の子供たちへの関わり方、アプローチの方法を保護者も理解し、応援していく事が必要なのですが、それが出来ずに、不信感を持ってしまう保護者の方もいらっしゃいます。これが、非常に残念に感じる事の1つの例です。


モンテッソーリ教育が、すんなり馴染む子はこんな子供たち。


反対に、先生の話を素直に聞ける子や保護者の方の場合はスムーズに馴染んでいきます。先生方を尊敬し、困った時や悩みを問いかけ、アドバイスをもらうなどの柔軟な対応の出来れば更に良いですね。

時に疑問に感じる事があれば、先生に率直に問いかける事も大事です。モンテッソーリ教育の先生方の対応はある意味、特殊です。その意味を理解して行く事で、保護者も子供との関わりに生かす事が出来、先生に関する不信感を拭う事が出来るでしょう。
先生方の関わりは、全て計算されている様に意味のある態度なのです。これを、親自身も学ぼうとする心が、モンテッソーリ教育で得た物を持続させ、且つ子供たちが自分の性格として会得する事に繋がるはずです。


最後に。


これらはひとつの例で、色々なケースがあります。ただ、子供だけでなく保護者も先生方に協力し、自分自身もモンテッソーリ教育を深く理解しようと思う心が大事だということは共通事項だと思いましょう。
また、これらに満たないモンテッソーリ教育を掲げる幼稚園保育園は、形状のモンテッソーリ教育を取り入れているだけだと理解する事が出来るでしょう。

こちらのコラムを書いているmamaingは、モンテッソーリ教育の幼稚園に子供を通わせている保護者です。モンテッソーリ教育の教育過程を履修した保育者ではありません。教育者、保護者という立場からの感想や意見を載せています。モンテッソーリ教育に関して誤解が生じる文面がありましたら、お知らせください。


スポンサードリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿